【順調です】巨大アートの制作が佳境に

 いつもマルイチブログを読んで頂きありがとうございます。先日もご紹介させて頂いた「大地の芸術祭2018」出品作品『巨大ヘビ』の制作が佳境に差し掛かって参りました。当作品はご当地「絵本と木の実の美術館」の館長であられる芸術家 田島征三氏のアート作品で、当社が素材調達から制作までお手伝いさせて頂いております。我々以外にも大工さんや作家さんなど様々な方々が制作に携わっておられますので、我々が制作を担当しているのはほんの一部なんですけどね。

 当社の代表である岩佐と首都圏統括部長である三崎が7月20日(金)の完成に向けて連日泊まり込みで作業に没頭中。

 

 我々としてはこのような芸術作品の制作に参加させて頂くのは初めての事で、普段とは勝手が異なりかなり四苦八苦しておりますが、徐々に姿を表す巨大ヘビを目の当たりにしてとても充実しております。


 これが田島先生によるイメージスケッチ。通常の土木工事と異なり施工図面は無く、安全に建造するのは容易ではありませんが、そこは土木畑出身の岩佐&三崎コンビの経験と勘がモノを言います。

 

 田島先生のイマジネーションも日を追う毎に高まっておられるようで、当初の計画には無かったようなアイデアも続々追加、「どうやったら実現できるだろうか」と知恵を絞りながら要求に応えて行くのは大変でもありますが本当にシビレます(「やり甲斐がある」という意味です)。

 

 どうせだったらより難しいリクエストを出して頂き、我々の引き出しを開け尽くして頂けたらなと。岡本太郎さんではありませんが、せっかく作る芸術作品ですので「爆発」して頂きたいと考えております(笑)

 猛暑の中、田島先生もお立ち会い下さり、先生ご指示の下でこの日の作業も着々と進みました。

竹組みチームも急ピッチで作業進行中。

 高所作業は慣れた我々の出番。当社代表である岩佐も久しぶりのクライミング(樹上の社長の写真は非常にレアです 笑)。


 この日のメインは弦と玉を組み合わせたアーチの立ち上げ。我々は普段、枝や幹を上から降ろす事はあっても上げる事はしませんので、これが中々ムツカシイ。

 

 ロープに繋いだアーチをウインチで巻き上げ開始。徐々に上がり始めました。

 

 バランスを崩して崩壊しないよう、細心の注意を払いながら更に巻き上げて行きます。

 


 渾身のチカラでウインチを巻き上げる社長。ファイト!あと少し!

 

 ふぅぅ。上手いこと立ち上がりました☆


 大地の芸術祭は今月末からスタート。当日までに間に合わせるのはもちろんの事、来訪の皆さんを「あっ」と驚かせるべく仕上げに向けて全力投球中です。ぜひぜひ皆様、我々もお手伝いさせて頂いた巨大ヘビに会いに芸術祭にお運びください。

 連日の猛暑もあって体力的にもキビシイですが、このような本気で遊べる機会を与えて頂き、田島先生(写真中央)に感謝申し上げます。完成まであと一息、頑張ります!