【ご紹介】絵本と木の実の美術館

 いつもマルイチブログをお読み下さりありがとうございます。連日「巨大ヘビ」制作の話題を書かせて頂いておりますが、今日は巨大ヘビの制作現場となっている「絵本と木の実の美術館」について簡単にご紹介させてください。(写真は美術館さんの許可を得て撮影・掲載させて頂いております。)

 

 こちらの美術館は2005年に廃校となった真田小学校の建物をそっくりそのまま館舎として利用、芸術家である田島征三さんのプロデュースで2009年に美術館として生まれ変わったそうです。昔懐かしい木造校舎で、外も中もノスタルジックな雰囲気に包まれています。


 メイン展示スペースである大ホール。こちらは旧体育館を利用しており、木組みの構造が何とも暖かい。そこかしこに学校時代を偲ばせる張り紙も楽しいですね。

 

 ホール内に所狭しと展示されているオブジェは流木を素材として作り上げたモノだそうで、絵本と木の実の美術館の館名を体現するような「カラフルで本当に絵本のような不思議な世界」が広がっております。1つ1つがそれぞれ何を表現しているのか想像させられるのも楽しいですね。

 

 「これだけの流木をどうやって集めたのだろうか」と、つい余計な事を考えてしまうのは我々の悪いクセです。

 

 ホール内では何やら新しい展示物の制作も進んでいるようでした。今度はどんな楽しいモノが出来上がるのでしょうか☆

旧校舎内もモチロン美術館となっており、室名札などは当時のまま残ってました。お部屋ごとに異なる展示テーマが設定されているようですね。

校舎内にはカフェもあり、ドリンクだけでなく軽食も。よく見るとテーブルは学校の勉強机を改造したモノのようです。素晴らしい!

 おっと、2階にも展示があるようですね。でもここから先は現地でのお楽しみに残しておきましょうか。

 

 あ、そうそう、館庭(旧校庭)にはヤギさんも居て、我々をお出迎えしてくれましたよ☆


 そんなワケでございまして本日は新潟県十日町市「絵本と木の実の美術館」をご紹介させて頂きました。素人なもので上手な表現ができませんが、木造の廃校舎にカラフルな流木オブジェのコラボレーション、恐らくこういった空間は日本にここだけではないでしょうか。とても不思議で懐かしく、楽しく想像力も膨らむ「絵本と木の実の美術館」、皆さま是非一度ご家族連れでお出掛けされてみてください。夏休みのお出掛け先の1つとしてオススメさせて頂きます。

7月29日(日)〜9月17日(月)までの期間中は、我々が制作をお手伝いさせて頂いた巨大ヘビも展示(大地の芸術祭)されておりますよ!