いつも、マルイチのブログを見ていただき、ありがとうございます。
今日は「ロワーリング」の話をさせていただきます。
実は先月、断幹作業をしている際、幹の落下力を減少させる「ロワーリング」が上手くいきませんでした。クライマーは樹上で揺さぶられ、ロデオ状態となり怖い思いをしました。
いわゆる「ヒヤリハット」です。
「ロワーリング作業」はグランドワーカーの最も重要な仕事の一つです。そこで再発防止のために「ロワーリングの本質」の勉強会を開きましたのでその様子をご報告します。
- 幹の重さ 200kg
- 落下距離 4m 何処からどこまでの長さ?
- 重力加速度 9.8m/s²
- 落下速度 8.85m/s
- 減速量 0.4m ロープ伸び
・断幹作業 ハーフヒッチを結ぶ位置は何処が良い?
「幹が100kgならポータラップ1.5巻」「200kgなら2.5巻」
「ポータラップはLサイズの方が摩擦抵抗が大きい」
など、今までの勘違いが解消され、ロワーリングの本質を理解できた勉強会となりました!