弊社の基幹技術である伐採技法「ウッドタワー工法」について
ウッドタワー工法は、樹木(WOOD)をタワークレーンのように利用して安全に伐採・枝降ろしが出来る新しい伐採技術です。
安全性・効率性・経済性に優れているばかりではなく、これまで伐採を諦めざるを得なかった現場でも施工が可能に。架線切断などへの懸念から放置するに任せてきた鉄道近接木も問題無く伐採でき、鉄道の円滑な安全輸送に貢献できるようになりました。
「老木となり危険な状態にある鉄道近接木をいかにして伐採するか」、ツリーワーク業界の長年の課題である「高所作業の安全性をどのように担保するか」を念頭に平成23年頃より開発を始め技術確立。伐採の安全装置に関して平成27年に青葉緑化工業株式会社様と弊社の共同で特許を取得しております。
枝や幹は制御可能な大きさに伐採、ロープとウインチでコントロールしながら確実に集材するので安全です。
SRT(シングルロープテクニック)の採用により隣接木への空中移動が可能に。高い効率性を実現。
使用器具はとてもコンパクト、人が背負って運搬できます。重機や足場に頼る事無く伐採が可能で経済的に。
❶ 登攀(クライミング/Climibing)
クライミングロープを利用して木に登ります。
❷ 伐採・枝降し(リギング/Rigging)
チェーンソーで伐採、ロープで制御しながら枝や幹を降ろします。
❸ 集材(コレクティング/Collecting)
ウインチにより所定の集積場まで牽引、不要な枝も切り払います。
ロープクライミング・スマートウインチ・ポータブルウインチの採用により、3つの繰り返し作業(スリーモーション)が最小4名で可能に。
「地上伐採方式」「吊るし切り方式」「足場仮設工法」「高所作業車工法」などの従来の伐採方法とは異なり、安全性の向上と重労働からの解放が図られ、若い技術者からも注目を集めている工法です。
「そんなことをやっていては仕事にならない。」
「安全性を優先すると効率が落ちる。」
本当にそうなのでしょうか?
安全に対する手間を惜しむ事こそが事故に繋がり
効率の低下と顧客の信用失墜を招くとマルイチでは考えます。
事故の多くは「疲れ」と「焦り」が原因です。
疲れは肉体労働から、焦りは納期から生まれます。
ウッドタワー工法は作業員の肉体労働を軽減、
事故の原因となる疲れから来る集中力散漫を防ぎます。
安全性と効率性は両立できるのです。
特殊伐採|ウッドタワー工法の株式会社マルイチ【新潟本社】〒959-3907 新潟県村上市温出80-2 Tel 0254-77-2431 Fax.0254-77-2460